diary

興味のあることについて書いていきます

便利なカード社会…?

 
もう大分前ですが、“日本はまだまだカード社会じゃないよね”といった話を聞くことがありました。要は現金で支払う人が多く、現金しか使えない店が多い…という事でしょう。

私は頻繁に海外に行くわけではないので諸外国と比べてどうなのかよくわかりませんが、最近日本の首都圏では大分現金を持たずに歩き回れるようになったのではないかと思います。


便利なアイテムの一つはクレジットカード。
大きいお店ではほとんど使えますし、個人店でも使えるところが増えてきたと思います。

もう一つは電子マネー
ナナコやワオン、あとはなんと言っても交通系電子マネーSuicaPASMO
電車やバスに乗れるのはもちろん、タクシーでも使える所が増えています。コンビニや自販機、駅に直結した商業施設ではだいたい使えます。食券を購入するタイプの機械も最近はICカードが使える所が増えています。
また、ICカードの残高は駅の券売機でいちいちチャージしなくてもクレジットカードや銀行口座と直結させてそこから引き落とすという方法もあり、現金に触れなくても支払いが可能になってます。



何の話かというと、クレジットカードや電子マネーを使うと現金をいちいち出す手間が省け、重い小銭を持ち歩かなくてよくなるので便利だよな…と思うわけです。


そう、便利なんですが………

やっかいなのは“ポイントカード”。

他の国はどうかわかりませんが、日本はポイントカードが大好きな国だと思います。
コンビニ・スーパー・飲食店・雑貨屋・本屋…もうありとあらゆる所にポイントカードのサービスがあるのです。

私が接客業をしていたとき、お客さんの半分以上はカードのびっしり詰まった財布を持ち歩いていました。中には厚みが5㎝程あるカードホルダーいっぱいにカードが詰まっている人も珍しくありませんでした。

本当にげんなりしてしまったのは、支払いの際に5枚のカードを提示された時です。
どういうことかといいますと、

①支払いのためのカード
②商業施設のポイントカード
③お店独自のポイントカード
④商業施設が期間限定で行うイベントのスタンプカード
⑤駐車券


大きな商業施設だと、商業施設括りでポイントカードが存在します。また、《夏の特別スタンプラリー!商業施設内でスタンプを集めて景品と交換!》なんていう感じに変則で出現するスタンプカードもあったりします。 
⑤の駐車券はスタンプカードではありませんが、○○円以上買ったら駐車料金をサービス!という事のために出されるので、仕組みとしてはポイントカードと同じようなものです。


果たしてこれは便利なのだろうかと思うことがあります。
ポイントを集めて得をする!というのはわかりますが、カードがありすぎて整理できず期限切れのスタンプカードを持ち歩き続けている人も。
小銭を減らして財布を軽くしても、カードがびっしり詰まってたら重いですよね…笑

もちろんこういった事が嫌でポイントカードをほとんど持たない人もいますし、たくさん集める人たちは財布の重さなんてどうでも良いのかもしれません。


ポイントカードにかわるもっといいサービスが生まれてくることを願います。


Umi